morimoripapaの人事と赤裸々プライベート日記

人事のお仕事をしています。会社の人事ってよくわからん、人事は固い、と思われている人もいるかもしれませんが、人事で一番大事なのはバランス感覚だと思っています。人との接し方でうまく立ち回らないと成り立たない仕事が多々あります。ビジネスにおける基本ともいえるような、知っていて損しない情報を発信するとともに、私の家庭(娘2人、妻1人)での状況も少し紹介できればと思います。いろいろな方と情報交換出来たら幸いです。よろしくお願いします。

マルチタスクをこなすには

 

仕事をするうえで、

複数のことを同時にこなすことは

多々あります。

 

 

 

これは、だれもが必ず経験することであり、

人によってはパニックを起こし、

とてつもないストレスを経験する

人もいるでしょう。

 

 

 

 

私も若いころは、

先の見えない膨大な事務処理に、

絶望を覚えた日も少なくありません。

 

 

 

 

私は、こういった状況のとき、

思いこむようにしています。

 

 

「これはゲーム、単なるクエストだ」と。

 

 

 

 

 

一つ一つの課題を解決していけば、必ずゴールはあります。

こう思いこむことで、超大事な仕事も、

自分の中で、ゲーム感覚にしようと思い込みます。

 

 

 

 

しかし、いくらゲームだからと言って、

実際に仕事のプロセスをミスると、

自分にとって不利な状況になることは往々にしてあります。

まさに仕事もゲームも同じです。

 

 

 

100時間でボスを倒す人もいれば、

1000時間かかっても、四天王の城をさまよう人もいるということ。

 

 

 

 

効率が悪ければ、その人の評価は、、、、

残念ながら言うまでもありません。

 

 

 

 

 

 

私は係長という役職に就いていますが、

部下の仕事含め、

大量の仕事(クエスト)を効率よくクリアしていくために、

最近意識していることがあります。

 

 

 

 

それは、マルチタスクを同時にこなしてはならないということ。

同時に多数の案件を掛け持った時、

一つ一つの案件を即座に天秤にかけ、一瞬でどれをやるか決めます。

 

 

 

これに慣れているせいか、私は仕事が全くない状態よりは

たくさんやるべきことがあったほうが、どちらかというと

やる気に燃えるほうです。

 

 

 

 

 

しかし、ある一定のキャパシティを超えると、

「なんで自分だけこんなに忙しいのか」

と思うようになりがち。

 

 

しかし、

できる人や相談しやすい人に仕事は集まるものだと思っていますし、

私自身もそういった環境が嫌いではありません。

 

 

 

そういったとき、自分のキャパシティを超えないように、

絶対に重要なこと。

 

 

一つ目が

 

①優先順位をつけること

 

単純ですが、

ここで注意しなければならないこととして、

自分よがりの優先順位になってはいけないということ。

 

極端に言うと、

上司が何を大事にしているのかを想像し、

本当に大事にすべき優先順位を考えること。

 

ある程度遅くなったとしても問題ない仕事と、

自分が本当に大事にすべき仕事が何なのか。

これを考えることはすごく重要なことです。

 

上司はルーティン業務は出来てあたりまえという感覚を持っている

ので、優先順位を考えるまでもありません。

できると宣言していた企画書が納期までにできなかったときに、

自分の評価は必ず落ちてしまうので、

他の仕事よりも優先します。

 

納期感覚に敏感に、優先度を決定します。

自分の付加価値をしっかりアピールできる機会(タイミング)で

しっかり結果を出すことが大事です。

 

 

 

もう一つが

②仕事のポイントを押さえること

 

 

 

仕事には、当たり前ですが、押さえるべきポイントがあります。

 

企画書でも「この要素を入れて」とリクエストがあったにもかかわらず、

自分よがりの資料になっていては、いくらいい提案をもっていっても、

上司の好みとは反することになり、

 せっかく自分で考えた付加価値の部分も評価されない。

めちゃめちゃ損します。

 

 

この2点が、分かってはいるけど、できない人は

とことんできません。

 

できるようになるためには、訓練が必要です。

 

 

私自身も完ぺきではありませんが、

この2点を意識するだけでもこれまでより格段に上司からの

指導は減ったように感じます。

できるようになるまでは私も10年くらいかかったような・・

 

 

特に要領よく仕事をこなせる人は①を意識している人が多いように

感じます。

できるようになる最も早い近道は、できる人のマネから始めること。

できる人、必ずどの会社にもいると思います。

とにかく、同じようにやってみる。話はそれから。

徐々に自信が付いたら、自分で考えた付加価値をその上にのせる。

 

 

適切な優先順位で課題をとらえ、

押さえるべきポイントを押さえ、

期待値と付加価値を形にできる人。

 

部門長からの信頼を置ける右腕になれるのは

こんな人だと思います。

 

 

 

 

 

 

本日の腹筋、100回。