自分でやったほうが早い?
30代の多くは後輩に仕事を教えることが煩わしいと怠りがち。
特に30代はプレーヤーとしては一番脂がのった時期です。
私も教えるよりは自分で手を動かしてやってしまえ
となってしまうことが多々あります。
何もわからない人に教えたり、質問を受け付けたり、作業を見守ったり
フィードバックする時間を割くぐらいなら溜まり溜まった
自分の仕事を片づけたいのが本音です。
短期で成果を出さないといけない。
会社から高評価を勝ち取りたい。
これは皆さんにいえること。
また、後輩は必ずしも自分の思った通りに動いてくれないので
教えることにもストレスが溜まります。
しかし、指導を先送りする問題のツケは
必ずや自分に回ってきます
それは、
自分が管理職になる手前で躓きます。
将来の幹部候補になるためには
必ずしも人事考課による日頃の業績だけではありません。
日頃から面倒見がよく、後輩のOJTや指導、育成をしているか
あるいは全社的な委員等の業務をきちんと行えたかどうか。
リーダーシップとは
自分以外の人や事のために必死になるということ。
その愛他的な言動がメンバーに影響し、人の心を動かすのです。
上下関係の力を借りることなく人に動いてもらえるかがなければ
仕事ができなくなります。
そのため、自己完結するプレーヤーから
人を動かすリーダーへステップアップするトレーニングを避けることほど
長期的なキャリアアップを阻害するものはないのです。
本日の腹筋、30回