morimoripapaの人事と赤裸々プライベート日記

人事のお仕事をしています。会社の人事ってよくわからん、人事は固い、と思われている人もいるかもしれませんが、人事で一番大事なのはバランス感覚だと思っています。人との接し方でうまく立ち回らないと成り立たない仕事が多々あります。ビジネスにおける基本ともいえるような、知っていて損しない情報を発信するとともに、私の家庭(娘2人、妻1人)での状況も少し紹介できればと思います。いろいろな方と情報交換出来たら幸いです。よろしくお願いします。

私の考える仕事の使命

person catching light bulb

 

このブログで以前、

「人事の使命とは」

というタイトルでこう記したことがあります。

 

ヒトをあらゆる視点で

最大限に活用することで、

経営に貢献すること。

 

 

この大原則は今も変わりません。

 

正直、私の勤めている会社では

コロナ禍のため、経営状況が芳しくない状況です。

 

これは、わが社に限ったことではなく、

このような状況の企業は多いと思います。

 

そういった状況だからこそ、経営側は決まり文句のように

「経費削減」「KPI目標必達」「残業ゼロ」

と強く打ち出していますが、そのような環境だからこそ

人事としてやるべきことを改めて考えます。

 

 

気づく点としてはやはり、人事の様々な施策を考えるうえで

「原資」という考え方は持っておくべきということ。

 

 

これは人事に限ったことではなく、総務や管理間接部門、

いわゆる、直接売り上げに貢献しづらい部門すべてに言えることです。

 

人事の側面で言うと毎年の定期昇給をはじめ、昇進昇格、福利厚生、採用、教育等

原資がないことには何もできません。

 

だからこそ無駄のない、費用対効果の高い施策を

打ち出す必要があり、それは何も逼迫した経営環境に限らず、

常にその意識で人事業務に取り組む必要があるということです。

 

 

日頃、なにもかんがえていなければ、湯水のように新たな施策を

打ち出し、効果がなければ「まぁ仕方ないか」ぐらいに考えているようでは

真の人事マンになれないでしょう。

 

 

常に、

これを実行するにはトータルいくらかかるのか、

そしてそれを上回るだけの効果があるのか、

経営に貢献するために仕組みが担保されているのか、

を考え、

多様化する時代に沿った

効果的な施策を検討することが大切だと考えています。

 

かといって、コスト面に重視し、何もできなくなってしまうことで

会社がより閉鎖的になってしまえば、従業員のモチベーションは低下し、

結果的に強い経営体質、競争力強化につながらず、経営に貢献できなくなります。

 

 

また、施策が時代遅れといわれてからでは遅く、いち早く最適解を検討するには、

常日頃からアンテナ高く、社内外の情報を取り入れる必要があります。

 

 

前述した「人事はヒト、モノ、金を最大限活用するのが目的」と

ひとくくりで言ったとしても

正直わかりにくく、

 

改めて、人事で重要な視点としては

「原資」

「費用対効果」

「エンゲージメントを高める仕組み=人への投資」

「多様化」

「環境変化(トレンド)」

と私は考えます。

 

 

このような視点を常に持ち続けることができれば、

人事処理などのルーティン作業はできるだけ廃し、無駄な労務費をかけることなく、

ゼロから1にする仕事に専念できる。

 

 

まとめると、働き方改革で「効率化」などが謳われますが、それ以上に

「個人による創造」

ができなければ生き残れない時代がすぐそこまで来ていると思って

自分の付加価値を高めたいと考えます。

 

 

 

 

本日の腹筋、65回。腕立て60回。